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将来、ドイツのブラバス社が超音速の「G-Wagen」を開発したと発表しても、我々はちっとも驚かない。スピードを追及することこそブラバスの使命であり、そこにメルセデスの巧みなワザが加われば、可能になる日が来るかもしれないからだ。我々がそこまでブラバスの実力を買っている理由は、彼らの手がけた新たなチューニングカー「SV12 R」にある。メルセデス・ベンツの「S600」をベースとしたSV12 Rの詳細が、ドイツ北西部に位置する町、ボトロップにあるブラバス本社の秘密開発チームによりこのたび明かされた。

SV12 Rは、620psを誇る「S65 AMG」の走りにさえ満足がいかないドライバーにもってこいの車だ。速さに満足できずイライラしていた潤沢な資金を持つスピードフリークにも、このブラバ スSV12 Rなら気に入ってもらえるだろう。6.3リッターV12ツインターボエンジンが搭載され、出力は760psを誇り、トルクは脅威の138kgmを生み出 す。だがイカレたことに、トランスミッションを保護するため、トルクの上限は112kgmに自動制御されている。桁外れのパワーを生み出すエンジンを装備 しておきながら、ブラバス社のスタッフはまったく遠慮のかけらもない(ドイツのどこかで「トルク解放運動」でも起こりそうだ)。それはさておき、そのパワ フルな回転力が後輪を動かすのだから、手当たり次第いろんなホイールをはかせて走ってみたくなること間違いなしだ。ブラバスによれば、0-100km/h の加速は4秒で、最高速度は自動制御されているものの340km/hを誇るという。さらには、安定した走りのためのエアロキットが取り揃えられているほ か、ホイールデザインもバラエティー豊かだ。

SV12 Rの内装は、ブラバスのヨット製造部門が多用している高級感あふれるウッド素材をアクセントに取り入れ、後部座席にオフィスさながらの充実したファシリ ティーを実現させている。お抱え運転手を雇えば、仕事の打ち合わせ場所に向かう間に、PCで資料の作成をすることもできるのだ。このSV12 Rは来週開催されるフランクフルトモーターショーでデビューを飾る。さらに詳しい情報は、ギャラリーと、とんでもなく長いプレスリリース(英語)でチェックして欲しい。
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