8月26日にMINI Coupe Concept(ミニ・クーペ・コンセプト)がBMWから発表されたにも関わらず、今でもMINI Roadster(ミニ・ロードスター)の噂が消えない。

これはBMWが公式に用意したMINIの50周年を記念するポスターに、それらしきモデルの画像があった、という目撃情報から再燃したもので、来月ドイツのフランクフルトで開催されるモーターショーで、先に発表されたミニ・クーペ・コンセプトと並んでこれのオープントップ・モデル、MINI Roadster(Speedsterとも言われている)Conceptが姿を現すのではないかというものだ。

ミニ・ロードスターの噂は、今年の6月頃にあちこちで囁かれており、それは二座のシートと低いフロントガラスおよびルーフラインを持ち、それらによる軽量化と低重心化はミニのハンドリングをさらに向上させ、最もスポーティなモデルとして発表されるという話だった。

ミニ・クーペ・コンセプトが発表になった時、「あの噂のモデルはこれだったんだな屋根はあるけど」と思った人は多いだろう。

ミニ・ロードスター・コンセプトがもし実在し、ミニ・クーペ・コンセプトと並びフランクフルトでベールを脱ぐ計画が実在するとしたら、なぜBMWはさんざん噂に上ったこちらを事前に発表しクーペ・コンセプトの方を隠し球にしなかったのだろう。その方が余程インパクトを演出できたであろうに。


考えられるのは、ロードスターにおいて「隠し球」なのはそのボディ・スタイルではなく、パワー・トレインではないか、ということだ。

例えば、すでにMINI Eとしてアメリカで試験提供されている電気自動車の進化型。MINI Eはバッテリーを積むためにもともと二人乗りである。

あるいはハイブリットか。それとも燃料電池か。いずれにしても簡便な幌しか持たず、大気や紫外線、騒音に身を晒してドライブすることが前提とされるロードスター(あるいはスピードスター)は、意外と地球環境を考えることと相性がいいかも知れない。