人は酔うと理解力が明らかに低下することを象徴するような事件が英国で起きた。大手スーパー テスコのカスタマーサービスの対応に不満を持ったアンドーバー在住のロバート・ケイトンが、酔った勢いで1983年製のロールス・ロイス シルバースピリットを凶器に店を破壊したのだ。事の発端は、先日、ケイトンがベッド一式をネット注文したところ、ベッドは届いたもののマットレスがなかったこと。怒り心頭のケイトンは早速店におもむき、事の次第を問いただそうとした。

しかし、一般的なスーパーと同じく、テスコのネット部門の販売経路は、実際の店舗とは異なっている。そのため、ケイトンに不満をぶつけられた店員も、限られた応対しか出来なかったのであろう。その態度に業を煮やしたケイトンは、店員に避難指示を出し、店内に人がいなくなったころを見計らって、愛車のロールスで店の正面めがけて突っ込んだのだ。幸いなことに数人が軽傷を負っただけで済んだが、さすが大型高級車だけあって、その威力はすさまじくレンガの塀やウィンドウの食器類をなぎ倒し、2つのレジを無残に破壊した。今やケイトンは、真新しいベッドでぐっすり眠る代わりに、監房の硬い寝床でうずくまり、9月25日の判決を待つ身となっている。
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