映画『ブリット』のメイキング映像は下をクリック

スティーブ・マックイーン主演、ピーター・イエーツ監督のアクション映画『ブリット』(1968年公開)。映画史上に残る大掛かりなカーチェイス・シーンで有名だが、いかに映像にリアリティを持たせるかが大きなポイントだったようだ。コンピューターなどない時代、危険なシーンの大半をCG処理できる現在とは事情が違う。しかし、マックイーンが乗る1968年製のマスタング・ブリットと、黒のダッジ・チャージャーR/T 440マグナムによるカーチェイスのシーンは、今でも映画製作に大きな影響を与えている。

アップダウンのあるサンフランシスコ市内を、時速160km超の猛スピードで駆け抜けるカーチェイスは迫力満点だ。マックイーンのスタントを演じたのはビル・ヒックマン。他の車も8人の優秀なスタント・ドライバーによって操られ、後世に残る名シーンを生み出している。

下のビデオは、『ブリット』の撮影現場を追った10分間のドキュメント映像だ。映画の製作にあたり、彼らがいかに知恵を絞り、情熱を傾けたのかがよく分かる。マックイーンがカーチェイスのシーンについてこう語っている。

「もちろん、公道でカーチェイスをすることはとても危険だし、ホイールなんかの部品が外れてしまうことも考えられる。これは大きな問題だった。今回のような公道を使った大掛かりな車のシーンは、この先撮影されることはないと思う」

こうした映像が再び見られることを願いたいが、スティーブの言うとおり、あまり期待はしない方がよさそうだ。最後にそのカーチェイスのシーンをおまけに付けたので、こちらも楽しんで欲しい。