ブガッティ・ヴェイロン グランスポーツ「Sang Bleu」の高解像度ギャラリーは下の画像をクリック

ブガッティ・ヴェイロンにはスペシャル・モデルがいくつ存在するのだろう? 「Pur Sang(純血)」、「Bleu Centenaire(100%ブルー)」、「Sang Noir(黒い血)」、「Fbg by Hermes(エルメス・モデル)」に始まり、強い日射しに当たりすぎたアラブ諸国の王族が選びそうなゴールドやクロームで彩られたモデルも数多く存在する。一方、コンバーチブルタイプのヴェイロン グランスポーツには、それ程のバリエーションは存在していなかった。そんな中、このオープントップのブガッティにスペシャル・モデルが加わることとなり、この週末、カリフォルニア州モントレーで開催されたクラシックカー・イベント「ぺブルビーチ・コンクール・デレガンス」で、グランスポーツの新モデル「Sang Bleu(青い血)」が、その姿を明らかにした。

「Sang Bleu」は一風変わった趣のツートンカラーで仕上げられている。これは別に、フランスのモルスハイムにあるブガッティ本社工場で、黒いペンキ缶を開けてしまったから仕方なく作った、というわけではない。このカラーコンビネーションは、カーボンファイバーとアルミニウムという、2つの異なる素材を表現しているのだ。光沢あるシルバー部分は言うまでもなくアルミ製だが、カーボンファイバー部分は英国王室のシンボルカラーでもあるロイヤルブルーで塗られている。通常のグランスポーツと異なるエアスクープにもボディカラーと合わせた色をあしらい、ホイールもミッドナイトブルーにダイアモンドカットを施したような独特な仕上がりだ。

通常モデルのグランスポーツのオーダーでさえ、いまだ20台程度しかなく、納車済みの台数はずっと少ない。だから、この新モデルの「Sang Bleu」が、今のところ世界で一番レアなヴェイロンということになる。ブガッティは、現在たった1台しか存在しない「Sang Blue」を、限定生産とするかどうかは語っていないが、「特別限定車」好きなメーカーだけに、「Sang Bleu」も億単位のお金を動かせる者のみが手に入れられる特別なモデルとなることは間違いないだろう。