F1ファンにとっては非常に残念なニュースだ。今月開催されるヨーロッパGPでの出走が期待されていたミハエル・シューマッハが、F1復帰を断念することが明らかとなった。理由は今年2月にスペインで起きたバイク事故による怪我の容態のようだ。

シューマッハはこれまでに、フェラーリが所有するムジェロ・サーキットでフェラーリの07年モデルに乗り込み、テスト走行を行ってきた。その際、首の痛みがあると訴えていたものの、それは単に運転の緊張から来るものだと考えられていた。ところが病院で検査を受けたところ、首の骨折が思った以上に回復していないと判明。走行中に受ける負荷には耐えられないとシューマッハは判断したのだ。

7度の世界チャンピオンに輝いたシューマッハへの望みが絶たれたフェラーリは、次戦のバレンシアGPに出走する代役を2日以内に選ばなければならない。おそらくリザーブドライバーであるマルク・ジェネかルカ・バドエルになるであろうと予測された。ジェネならば2004年のイギリスGP以来、バドエルなら1999年の日本GP以来の出走となる。そして、昨日届いた発表によると、フェラーリのルカ・ディ・モンテツェモーロ会長は38歳のバドエルを選んだとのこと。急な決断で準備期間が足りないことは明白だが、バドエルにはシューマッハの分までぜひとも頑張って欲しい。
Related Gallery:Schumacher tests the Ferrari F2007 at Mugello