クラッシュ時に乗っていたマシンを前に家族とポーズをとるバリー・ブライアント氏(左から3番目)

世界最速を目指してスピードレースに挑む者なら誰でも、このモータースポーツが常に死と隣り合わせであることは分かっているだろう。残念ながら今日は、米カリフォルニア州アンダーソン出身のバリー・ブライアント氏の訃報をお知らせしなければならない。

ブライアント氏は、9日夕方、ユタ州ボンネビル・ソルトフラットで行なわれた「ボンネビル・スピードウイーク」に出場中、8キロ地点を320km/hという高速で走り抜けたあたりでコントロールを失い、大破したマシンと共に命を落とした。「ボンネビル・スピードウイーク」とは、塩の平原「ボンネビル・ソルトフラット」で毎年開催されているレースで、直線コースをエンジン全開でひたすら走り、その平均速度を競うというものだ。情報によると、「Tom Thumb Special VII(親指のトム7号)」と名づけられた彼のマシン(上の写真に一部掲載)は、横転を繰り返し粉々になったあげく、残骸が600メートル四方にもわたり散らばったという。重傷を負ったブライアント氏は、緊急隊員によってすぐさまマシンから救出され、200キロ離れた町、ソルトレイクシティの病院へ緊急搬送されたが、病院へ到着する前に息を引き取ったそうだ。ご家族の皆さまへお悔やみを申し上げるとともに、心からご冥福をお祈りする。