BMWは2009年のシリーズを最後にF1からの撤退を決定した。BMWによれば、F1用の資金をこれからは「新たな技術開発とサステイナビリティ(地球環境保全に対し、持続可能な発展を構築する)の分野におけるプロジェクト」に向けることになるという。つまり、MINIベースのEV車、MINI Eを生み出したProject iなど、エネルギーの電化に向けたプロジェクトがさらに前進するということだろう。 2000年にウィリアムズへのエンジン供給によりF1復帰を果たしたBMWは、後にザウバーにもエンジンを供給し、2006年のシリーズ前にはザウバーを買収した。しかしそれ以降、BMWザウバーは1勝しかしていない。2009年は、新たに適用されたルールに苦しみ、成績が低迷していた。BMWはチームの売却に関しては語っておらず、ホンダがF1から撤退した時のようにチームを身内の誰かに引き継がせるかどうかもまだ不明な状態だ。 BMWが参戦している他のモータースポーツ活動に関しては、2010年以降も継続するとし、ツーリンカー選手権や、アメリカン・ル・マン・シリーズ、フォーミュラBMWなどのレースには参戦し続ける。プレスリリース(英語)とBMWの取締役会会長ノルベルト・ライトホーファー博士の声明もチェックしよう。