イギリスの高級車メーカーのアストンマーティンは、現在の世界規模の経済状況と環境問題を考慮し、世界初のラグジュアリーな超小型車を手がけることを明らかにした。
V12ヴァンテージRSラピード、史上最強のOne-77などに開発予算を惜しまなかったアストンマーティンが、思いも寄らないパートナー、トヨタと手を組んだのだ。"3+1コンセプト"と呼ばれるシートレイアウトを採用したトヨタiQのボディに、高級紳士服の仕立屋のごとく、アストンマーティン独自のデザインを施して誕生させたのが、上の写真のアストンマーティン シグネットだ。ちなみに"シグネット"とは「白鳥のヒナ」という意味。決して「醜いアヒルの子」ではない。

今はまだコンセプトカーの段階だが、将来的には限定で生産し、まずはアストンマーティンの所有者を対象に販売を開始する予定だ。
シグネットの価格は約320万円で、販売開始は来年度末あたりになるらしい。ユニークな3+1のシートはそのままだが、内装などは顧客の好みに応じてイギリス、ゲイドンのデザインセンターで組み立てられるようだ。残念ながらシグネットの写真は上の1枚しかないが、アストンの特徴的なフロントグリルや、ボンネットのエアインテーク、サイドベント、そしてもちろん羽のマークのバッジが見てとれ、我々が予想していたほど悲惨な姿ではない。ここはひとつ、BMWのMINIブランドのようなものだと考えてみてはどうだろう。とはいえ、今回のコラボレーションがイギリスの高級車メーカーのブランドイメージに与える影響を考えずにはいられない。気になる詳細はプレスリリース(英語)で確かめてみよう。
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