18日、F1チーム協会FOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)がF1から離脱し新たなグランプリを立ち上げる意向を表明した。

これを受けて、FIA(国際自動車連盟)は、FOTA加盟チームに対し法的処置をとることを明らかにした。
FIAが最も怒りの矛先を向けているのがフェラーリで、
「FOTA全体としての意向はもとよりだが、中でもフェラーリの言動は、契約に関する侵害を含めた深刻な違反、法的責任の不履行、レギュレーションに対する過大なる違反を引き起こすものとなる」と述べている。
さらに、FOTAが新レギュレーションに反発し、フェラーリが来季のF1撤退を辞さない構えを表明した後も、
FIAのマックス・モズレー会長は、「フェラーリやその他ライバルチームなしでもF1は存続できる。彼らが新レギュレーションに同意しないのなら、2010年のグランプリ参戦リストから外されるだけだ」
と言い続けている。

しかし、仮にF1の象徴フェラーリやその他の名門チームなしでもF1が存続し、F1に新規参戦を望むチームが後を絶たないとしても、それはFIAが望むF1のあるべき姿とは言えないだろう。
その証拠に2010年参戦リストの発表は、「FIAが法的措置を取る間は保留する」とされている。

なにやらまどろっこしいが、結局FIAは誰が金ヅルか心得ているようだ。
これまでに出された声明の中で、FOTA加盟チームが示している見解は以下のとおり。

BMWザウバー代表のマリオ・タイセン氏いわく
「FIAの姿勢は受け入れがたい」。
マクラーレンのCEOマーティン・ウィットマーシュ氏は
「新たなシリーズは"メジャーな世界選手権"として認知されるだろう」
と語っている。