現在、フェラーリはターボチャージャーとAWDのハイブリッド車の開発を進めていることは読者の皆さんもすでにご存じのとおりだ。そして早ければ、今年12月のロサンゼルスオートショーで噂のハイブリッドシステムを公開する可能性が出てきた。イギリスの車雑誌『Autocar』は、いまのフェラーリの方向性を考えると、この新技術を採用するのは新型フェラーリF450になるのではと予想している。同じく欧州の高級ブランド、ジャガーが現在開発中の新型ジャガーXEにハイブリッドエンジンの搭載を予定しているように、フェラーリF450にハイブリッドを搭載すれば、F450の発表はさらに話題になるはずだ。

もちろん、ハイブリッドではないエンジンを搭載した市販モデルがディーラーのショールームに並んだとしても、フェラーリが誇る最新技術は十分に話題となるだろう。軽量アルミニウムのボディフレーム内に、7速デュアルクラッチギアボックス、トラクションコントロール、アンダーステア防止システム、そしてフロント部分に設置されるラジエーターなど、フェラーリならではの"走り"を楽しむための装備が満載だからだ。

もし、新型F450に、フェラーリF1チームが採用し、フェラーリ599XXにも搭載されているKERSシステム(運動エネルギー回生システム)が搭載されれば、F450はハイブリッドカーということになる。しかし、フェラーリの顧客はまだそこまで望んでないのではとメーカー側は考えている。いずれにせよ、現在、フェラーリは直噴エンジンの改良にも取り組んでいるといわれており、2014年までにEUの排ガス規制基準を満たしたい考えだ。