「最終的にGMが生き残るためには、再建の望みを託して破綻宣言をするしかない」
――その兆候は、実はもう何年も前から現れていた。

オバマ政権はGMを事実上買収する形になったが、アメリカ政府による企業の国有化はGMが初めてのことではない。
それでも、ブッシュ前大統領は在任中、自ら手を下すことはしたくなかったらしい。
「ブッシュ政権は自動車産業への174億ドル(約1兆6951億円)の財政援助策を取り決めていた」
と、語ったのは前副大統領、ディック・チェイニー氏だ。

先日Foxチャンネルのニュース番組内で、前政権が去り、新政権が落ちつくまで、GMの崩壊を食い止めておくための時間稼ぎをしていたことを明らかにしている。
ブッシュ前大統領は、職を離れる直前に、自分が引導を渡すのはだけは避けたかった、ということだ。