メルセデス・ベンツのEクラスといえば、ここ数年ジェットコースター並みのスピードで、さまざまなモデルを発表している。もとはセダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの4モデルだったが、クーペとカブリオレは「CLKクラス」として、また、基本パーツをEクラスから流用した4ドア・クーペ「CLSクラス」を発売している。噂によると、メルセデスはステーションワゴンとカブリオレの新型モデルの開発を延期し、CLKの後継となるEクラス・クーペと一緒に正式発表しようとしているという。
しかし、現段階ではまだ推測の域を出ていない。そして我々オートブログがAuto Expressから入手した最新情報によれば、なんとメルセデスはEクラスに新しいスタイルを投入するらしい。それが3ドアの「シューティング・ブレーク」だ。

ご存じない読者のために申し上げておくと、シューティング・ブレークとはクーペのリア部分にステーションワゴンを合体させた古くからあるスタイルで、広い荷室が特徴だ。クーペの他にセダンをベースにすることもあり、その特殊な構造から、昔はコーチビルダー(ボディ専門の製造業者)が製造を請け負っていた。

ドイツ自動車業界が激しい技術競争を繰り広げている中で、フォルムデザインが二の次になっているのは事実。もし、メルセデスにシューティング・ブレークが導入されれば、デザイン面でもメルセデスが他者を一歩リードするのは間違いないだろう。同社はすでに昨年10月のパリモーターショーでシューティング・ブレークを思わせるコンセプトー・カー「ファシネーションスタディ」を出品しているだけに、今後の展開が大いに期待できそうだ。

シューティング・ブレークのエンジン(4、6、8気筒ガソリンエンジンとクリーンディーゼルエンジン)は、2ドア・モデルのものが採用される可能性が高いだろう。セダンのようなAMGの登場か、はたまたクーペ以外の何物でもない車のお目見えか、いずれにせよ、今年9月に開催されるフランクフルトモーターショーで、試作車にお目にかかることができそうだ。楽しみにしていよう!

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