ドイツのゲンバラは、モデルの生産終了などといった小さなことに打撃を受けるチューニングメーカーではない。そう、ポルシェ・カレラGTが生産終了になったからといって、ゲンバラがチューニングの楽しみをあきらめるわけではないのだ。

それを証明するのがゲンバラ ミラージュGT カーボンエディションだ。我々が以前、最新のゲンバラ ミラージュGT カーボンエディションについてリポートした時は詳しい情報や写真などは少なかったが、今回はたっぷりとお届けしよう。このカレラGTをベースにしたミラージュGTの外装には、名前の通り、カーボンファイバーがふんだんに使われている。しかし普通のチューニングカーのように外見のカッコよさだけを追及しているわけではない。装着されている数々のエアロパーツは、流線型ボディの内部および周辺の気流を整流し、走行を安定させることでパフォーマンスを向上させているのだ。

もちろんこのゲンバラ ミラージュGTの魅力はこれだけにとどまらない。パワーアップしたポルシェのV10エンジンは最高出力680ps、最大トルク64kgmを発生し、時速100kmまでの加速はわずか3.7秒、最高速度は時速208miles(約335km)を実現している。また、電気油圧式のハイトコントロール・システムによって、リップスポイラーが縁石などにぶつからないように車高を調整することができる。
価格は30万ユーロ(約4000万円)、ただしドナーカー(ベース車両)の価格は含まれていない。5台のみの限定生産となるが、 製作が噂されている公道走行が可能なRSスパイダーが実際に登場するまで、お金持ちのポルシェファンを十分満足させることができるだろう。プレスリリース(英語)とギャラリーで詳細をチェックしてほしい。

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