もし、600psを超えるパワーを誇るZR1がコルベットのラインナップに加わったことで従来モデルが色あせて見えるなら、コルベットの新型モデル、グランド・スポーツがその思いを吹き飛ばしてくれるだろう。
この車の特徴は、フロントホイールの後方に配置された、スティングレイを思わせるフェンダーグリルや奇抜なリム、Z06のブレーキシステムを採用していることなどだ。加速性能については、独自のチューニングを施したサスペンションにより、時速60miles(約96km)に達するのに従来モデルでは4.2秒にかかるのに対し、0.2秒短縮させ4.0秒を実現させた。

アメリカのコルベット専門ブログ「Corvette Blogger」が確かな情報として掲載した販売価格は、クーペが55,720ドル(約538万円)、コンバーチブルが59,530ドル(約574万円)となっており、これは2009年モデルと比べて、クーペで6,205ドル(約60万円)、コンバーチブルで5,360ドル(約52万円)の値上がりとなる。
しかし、Z51ではオプション扱いだった1,695ドル分(約16万円)の装備が後継車となるグランド・スポーツでは標準仕様となるので、実質的には、サスのチューニングやワイドボディ、Z06のブレーキといった装備が3,500ドル~4,500ドル(約34万円~43万円)をプラスするだけで手に入ることになる。加速性能も向上し、洗練された外観に加えてお得になるとくれば、決して悪い話ではないだろう。