ポットホール・キラー:ビデオを見るにはをクリック

ポットホール(道路のくぼみ)は厄介だ。毎年、春が来ると、冬将軍が去った北部の町では、雪解け後のデコボコ路面が顔を出す。同様に、交通量の多い道路が数多く存在する南部の町にも、この現象は現れる。
こういった穴のせいで車のタイヤはダメになり、高級なアルミホイールも傷ついてしまう。最悪な場合、アラインメントも狂ってしまうのだ。そんな時は、道路補修の作業員に急場を救ってもらうしかない。ヘルメットをかぶってオレンジのベストを着た、おなじみの彼らに、シャベルを使い熱くて匂いのする黒い舗装材で穴を埋めてもらうのだ。作業は通常、数人の作業員が一定の時間で行うが、ワシントンのニュースサイトmyfoxdc.com によれば、穴を1つ埋めるのに70ドル(約6637円)もの税金がかかるとのことだ。しかも街の至る所に穴があるのだから、大変な金額になる。

アメリカの首都ワシントンでも他の地域と同様に、ポットホールは厄介な存在だ。しかし、ワシントンでは"ポットホール・キラー"と呼ばれる秘密兵器が導入された。
黒いドロドロの舗装材が入ったタンクを積んだトラックで、タンクからは機械アームにつながった長いホースが伸びている。トラックのドライバーは、まるでテレビゲームのコントローラのごとく操作レバーを操り、舗装材を均一に穴に吹きかけるのだ。すると、ものの数秒でポットホールが埋まり、道路が平らにならされてしまう。この秘密兵器を使えば、1日に300個ほどの穴を埋められるという。そして1つの穴を埋める費用は平均でたったの3ドル(約284円)だ。
10分くらいで飽きてしまいそうだが、映像の運転手のように操作レバーを使ってみたいと思った。都会の"戦士"が任務を行う姿を、こちらのビデオでチェックしてほしい。