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BMWの有名デザイナー、クリス・バングル氏が去った後にもかかわらず、BMWがかつてこだわったデザインコンセプト"1つのソーセージに3つのサイズ(1つのシリーズに3つのデザイン)"への回帰の兆しは見られない。
最近行われた5シリーズGTの発表を見る限り、やはりそのデザインコンセプトの継承は認められなかった。5シリーズGTは、我々の予想通り、今年3月に開催されたジュネーブモーターショーで話題をさらったコンセプトカーからほとんど変更を加えていないように見える。小さめのホイールなど細かい部分は別として、内装やサイドミラーなどは平凡である。

5シリーズGTはどのカテゴリーに分類されるかあいまいだが、BMWの言葉を借りると、"高級セダンとモダンで多用途のスポーツアクティビティビークル、そして最高水準のGTカーの要素をすべて結合させた車"ということである。
少なくとも、一見したところでは目標達成に成功したようである。しかし、この車が人気となるかは、発売してみるまでは何とも言えないだろう。

さらに、BMWはプレスリリースで、欧州用モデルの詳細と価格も発表したので、我々はデザインだけでなく、内部にも注目してみようと思う。

BMWがヨーロッパ仕様のガソリンモデルとして発売を予定しているのは、535i GT(1、3、5シリーズのエンジンである3リッター直噴6気筒ツインターボを継承、最高出力310ps)と、550i GT(驚異的な4.4リッターV8ツインターボエンジン搭載、最高出力413ps)の2種である。
スカッシュコートの予約時間に遅れそうになっても、このエンジンなら間に合うことは間違いない。また、ディーゼルモデルは、3リッター直噴6気筒エンジンを搭載し、最高出力248psをたたき出す530d GTを発売する。
530d GTのCO2排出量は1kmあたり176グラムである。ギアボックスは3種とも共通で、ラグジュアリーセダン760iの8速オートマチックを採用している。このギアボックスは燃費向上に一役買うだけではなく、すべての5シリーズGTにおいて高いパフォーマンスを引き出すことができるはずだ。BMWが公表した0-100km/h加速の数値は、535i GTが6.3秒、550i GTが5.5秒、そして530d GTが6.9秒でディーゼル車にしてはかなり高性能といえる。ちなみに、530d GTの燃費は1英ガロン(約4.6リットル)あたり43.5miles(約70km)、1米ガロン(約3.8リットル)あたり約36miles(約58km)である。

米ではどのモデルが販売されるのかはまだ不明だが、どうやら550i GTが最初に入ってくるらしいということだ。価格は約7万ドル(約664万円)前後と予想され、550iセダンに約1万ドル(約95万円)を足せば手に入る値段だ。詳しいことは、下のオフィシャルビデオとプレスリリース、高解像度ギャラリーの膨大な画像をぜひチェックして欲しい!

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