米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)と政治専門ニュースサイトのPoliticoによると、オバマ政権は新しく設けたCAFE(企業別平均燃費)規制をまもなく発表する予定だと報じた。
これでようやく連邦政府と各州の基準に折り合いがつくものとみられる。今回の発表は、政府が掲げる基準にカリフォルニア州が独自に掲げているさらに厳しい数値を取り込んだものといわれており、2016年までに一般車両の燃費はガソリン1リッター当たり約17.8kmに、軽トラックなどはおおよそ11km/ℓまでに引き上げる予定だ。現在の規制値は一般車両が11.7km/ℓ、トラックは10km/ℓであるため、今後はメーカー各社の企業努力が必要となってくる。

オバマ政権は、カリフォルニア州からの要請もあり、6月30日までに同州の燃費基準と同等の規制を国のCAFE規制にも課するものと思われる。ニューヨーク・タイムズによると、自動車業界は、今回新しく国が提示した燃費規制案とその実施計画についてようやく政府と合意に達し、受け入れる見通しだ。
Politicoによれば、オバマ政権が各州の担当者や国内外の自動車メーカー(クライスラー・フォード・GM・BMWなど)と、この基準値についてじっくりと話し合いの場を持ってきた成果だと報じている。特に規制強化を強く望んでいたカリフォルニア州知事であるアーノルド・シュワルツェネッガー氏は、今回の計画の政府発表の場に同席するものと見られている。