第2次世界大戦とほぼ同時期にあたる1938年から1943年の間に製造されたフィアット2800はおよそ600台、そこから民間に渡ったのは400台ほどだ。上の写真は、その中でも特別な1台である。この1939年製フィアット2800Torpedoが送り届けてきた要人の名前を挙げてみよう。

イタリア国王ヴィットーリオ=エマヌエーレ3世、イタリア王妃マルゲリータ、トスカーナ州のピストイア公爵夫人、ローマ教皇ピウス12世、イタリア首相ベ ニート・ムッソリーニ、スペイン総統フランシスコ・フランコ、ドイツ総統アドルフ・ヒトラー。加えて幾人かの首相もこのフィアットの乗り心地を楽しんでい る。
この車は国際オークション組織COYSによりオークションに出品される予定であり、250,000ポンド(約3743万円)以上の値がつくのではないかと予想されている。

もし歴史に浸りたいのであれば、5月18日の月曜日、モナコの大型テント式イベントスペース、エスパス・フォンヴィエイユに行ってみるのも一興だろう。ただ、これほど多くの著名人を乗せてきた車が、今さら一般人を乗せて満足するかは疑問だが・・・。

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