ポルシェ パナメーラのコンバーチブルが生産されるかもしれないという噂は、4ドアセダンであるパナメーラの生産が発表されるかなり前から広まっていた。
この噂が現実となれば、ポルシェ 928の後継車と言えるような車の誕生となるかもしれないが、最近では、この話題は「あくまでも噂程度」と考える読者も多いのではないだろうか。
しかし、ドイツの自動車専門誌『Auto Motor und Sport』がポルシェの研究開発担当役員ヴォルフガング・デュルハイマー氏に行ったインタビューによると、パナメーラ コンバーチブルの計画は"無きにしもあらず"、つまり、計画が全く無いわけではないとのことだ。デュルハイマー氏は「現時点のパナメーラの生産計画では、コンバーチブルは最優先事項ではない。先に片付けなければならない課題がある。
たとえば、V6エンジンモデルやハイブリッド仕様車の生産などだ」と答え、結果的にはコンバーチブルの生産については明言を避けた形だが、否定もしなかった。そこで同誌はデュルハイマー氏の発言を受け、パナメーラ コンバーチブルは電動格納式ハードトップではなく、911のカブリオレモデルやボクスターのような幌製のソフトトップになるのではないかと予想している。

どちらにしろ、パナメーラのカブリオレを生産するとなれば、ポルシェにとっては大変なリスクを背負うことになるはずだ。というのも、パナメーラはまだ発売されておらず、ポルシェ初の4ドアセダンが市場にどう受け入れられるか、予測がつかないからだ。パナメーラコンバーチブルが幻に終わった場合、パナメーラのプラットフォームを使って全く新しいFRのクーペを生産するという選択もポルシェには残されているが、我々はポルシェの動向を見守るしかない。

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