サウジアラビア政府が、車のナンバープレートに対する新たな規制を設けた。国内およそ4千9百万台といわれる車に適用されることとなる。サウジアラビアでは近年、従来のアラビア文字と数字の組み合わせによるナンバープレートに対して、アルファベットを併記するものが流行っている。さらには、車のオーナーの希望により、その3文字のアルファベットを好みの英単語にすることができるのだ。例えば、"nut(ばか者)"のようにである。そこで今回の規制だ。BBCの報道によると、使用禁止とされる言葉のリストが発表され、 "SEX(セックス)"や"ASS(尻)"などの言葉が並び、リストの冒頭には、なんと"USA(アメリカ合衆国)"も記されているという。


アメリカでもナンバープレートに使用する文字の選択には、どの州も一様に規制がある。"SEXVAN(セックス車)"や"KSMYBT(ケツにキスして)"などは絶対に認められない例だ。不思議なことに、"PRNOSTR(ポルノスター)"はなぜか認められているが...。過去にニューヨーク市警の警官が"GETOSAMA(オサマ・ビンラディンを捕まえろ)"の使用を却下されたこともあった。尚、サウジアラビア政府が禁じた言葉に"USA"が含まれる理由についての説明はない。

サウジアラビア政府は、先に挙げたような不適切な単語がすでに使われている約9万枚のナンバープレートも回収し、規定に合う形に変更させるとのことだ。