高性能のヨーロッパ製GTカーを乗り回すことができ、しかもスピード違反のチケットが免除されることでもなければ、ヨーロッパを巡る旅行は車より列車のほうが便利だと、ヨーロッパ旅行経験者なら誰もが思うところだ。車大好き人間ばかりのAutoblogスタッフでさえ、ヨーロッパでのオートショーでは列車で移動する。とはいえ、今回紹介する高速列車ユーロスターなら、車感覚で旅の雰囲気を味わえること請け合いだ。

フェラーリをはじめ、数え切れないほど多くのカーデザインを、数十年にわたり手掛けてきたイタリアのデザイン会社ピニンファリーナが、そのユーロスターの車両を改装する契約を、この度獲得した。ユーロスターとはイギリス海峡を横断してイギリスとフランス、ベルギー間を結ぶ高速列車で、時速300km(時速186miles)で走行し、ロンドンからパリまでを2時間15分で結ぶ。この高級な高速列車は15年ほど前に開通して以来、今まで改装されていないという。尚、フェラーリのルカ・ディ・モンテツェモーロ社長も、イタリア国内での高速鉄道網の構築に投資する形で鉄道事業に関わるとのこと。ピニンファリーナが改装したユーロスター第1号は2012年に運行を開始する予定だ。