日産自動車の海外向け高級車ブランド「インフィニティ」から、NISSAN GT-R並みのパワーを持ったフラッグシップモデルが登場するという望みは、正式に絶たれたようだ。NNA(日産北米)のセールス&マーケティング部門のトップであるブライアン・カロリン氏は「今のところ、日産のフラッグシップモデルに関する新しい計画は何もない。なぜなら、今優先すべきことではないからだ」と語った。
インフィニティからGT-Rに搭載しているV6ツインターボと4WDを取り入れた新しいセダンが登場するという噂はかねてからあった。そして今年3月に行われたジュネーブモーターショーで、コンセプトカーのインフィニティエッセンスが発表されると、その噂は、セダンではなくクーペに変わった。しかし、現在の危機的な経済状況と、それに伴う高級車の売上げ低下の影響で、どちらの計画だったにせよ棚上げになっている状態だ。

カロリン氏は、車情報ウェブサイトInside Lineに次のように語った。「昨年はどこのメーカーも新しいフラッグシップモデルに力を入れていただろうが今は違う。今やるべきことをリストにしたら、その優先順位はずっと下のほうになる」

日産に限らず、今はどの自動車メーカーも新型車の開発には頭を悩ませているようだ。