「UPS」といえば、我々がよくお世話になっているアメリカの大手運送会社。おなじみの茶色い集配車で、世界中どこへでも荷物を届けてくれる。ところがあの大きな集配車のスピードときたら、カメの歩みほど遅い。ラッシュ時にUPSの集配車の後ろについた日には、ガマン比べでもさせられているのかと思うほどだ。そこでUPSの経営陣は、ドイツのチューナー会社に集配車が速く走れるよう改造してほしいと依頼したのだ。
トラックの内部はごっそり抜き取られ、効率的ではあったが馬力のなかった4気筒エンジンは、最大出力431psのV8エンジンにパワーアップ。その分シートなど他のパーツを取り除き、軽量化することで全体のバランスを調整した。さらにハンドリング性を向上させるため、Koniのショックアブソーバーと新品のリアアクセルを装備。スプリングやタイヤも交換し、ブレーキペダルも大きいサイズに変更した。その結果、あのUPSの茶色い集配車は、どの運送会社のトラックよりも力強いエンジン音をたて、レーシングカー並みに変身したのだ! 週末のドラッグレースに貸して欲しいとは思わないだろうが、チューンアップされた集配車で荷物が少しでも早く届けばありがたいものだ。トラック改造の様子は下のビデオをご覧あれ!