フォードは2010年型シェルビー・GT500のモデルチェンジにあたり、燃費をガソリン1ガロン(約3.8リットル)あたり2マイル(約3キロ)伸ばすことに成功した。これは、1ガロンあたり市街では14マイル(約22キロ)、高速道路では22マイル(約35キロ)という、米国環境保護庁EPAが出した指針に従ったためである。消費者はスポーツカーにそれほどいい燃費を求めてはいないかもしれないが、燃費が改善されたことは大いに歓迎されるべきであろう。なぜなら、馬力547ps、トルクが70kgmの性能を引き出すためには相当なガソリンを要するので、高速道路での燃費が上がれば給油で止まる回数も減り、ロングドライブが可能になるからだ。
ここまではいいこと尽くしのようだが、気になるエンジンを見てみよう。2010年型シェルビー・GT500は4.3秒で60マイル(約98キロ)まで加速でき、怒涛のような迫力のその走りは存在価値を十分に証明している。直線道路での加速を楽しむスピードマニアにとってはうれしいことに、今回の燃費改善が更に加速性能のアップにつながったのだ。高速走行での最も大きな変更点は最終減速比であるファイナルレシオが3.55:1となったことで、1速から4速までの低速ギアでも、5、6速のように低い回転数でごう音を上げながら加速することが可能になった。まさにマスタングの名に恥じないモンスターマシンだ。

また、現行モデルからは他にもエアインテークやツインプレートクラッチなどが改良され、インテリアも他のマスタングと同様、一新されて魅力がアップした。更に詳しい情報を知りたい方は、燃費向上のニュースも掲載されているのでプレスリリースを参考にして欲しい。

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