イギリスのリチャード・ジェンキンスが、風の力だけで走行する「風力カー」の地上最速記録を更新した。彼が乗ったのはGreenbirdと呼ばれるもの。これはジェンキンスが設計した5代目の風力カーである。ジェンキンスは10年かけて、ボディのほとんどがカーボンファイバーでできたGreenbirdを設計した。面白いことに、Greenbirdを後援しているのはイギリスのグリーン電力供給会社、エコトリシティー。この会社は現在、風力発電の電気を動力とする電気自動車を、ロータスと開発中である。
ネバダ州の無水湖、イバンパ ドライレイクで行われたこの挑戦で、ジェンキンスはなんと時速126.1マイル(約202.9キロ)を記録した。これは1999年にアメリカのボブ・シューマッハーが樹立した時速116マイル(約186.7キロ)という記録を上回っている。今回の挑戦はジェンキンスが「すべてがうまくいった」というほど、順調に進んだということだ。

なかなか破られることのなかった地上最速記録を見事更新したジェンキンスは、次に氷上に関心を移している。今度は氷上用のGreenbirdを用いて、氷上の最速記録を破ろうというのだ。氷上用の風力カーは、車輪がブレードになり、陸上用の非対称なデザインとは異なり、胴体の両側からフロートが伸びた左右対称なレイアウトとなっている。氷上と陸上、どちらのほうがスピードが出るのかは、意見が分かれているらしい。結果が気になるところだ!

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