ロータスの設立者、コーリン・チャップマンと同じく、スポーツカーに最も大事なことは「軽量」がモットーの人以外、軽くて燃費が良いということはスポーツカーの魅力的なセールスポイントとは言い難いだろう。だが、小さいことはいいことだと信じる熱心なミアータファンのおかげで、マツダはMX-5ミアータの小型化に取り組んできた。ウェブサイト『Go Auto』によれば、現在マツダはミアータのより一層の軽量化を目指しているらしい。より小さなエンジンと圧送式潤滑システムを取り入れ、重量を軽くすることだけを念頭に次世代のオープンカー作りを進めていると言うのだ。

MX-5ミアータにロータリーエンジンが搭載されるという噂はずっとあったが、これはあり得ない話だろう。最近のRX-7(日本名RX-8)を見れば、ロータリーエンジンにはまだまだ改良すべき点が必要だからだ。そのため、MX-5ミアータには新しく開発された過給システムのついた4気筒直噴射エンジンが、搭載されるのではないだろうか(待ちに待った!)。さらにマツダが力を注ぐこの新車は、例えばMazdaSpeed3(日本名アクセラ)のデザインを生かした、現代版MGBのようなシリーズ史上ベストのルックスを持った車になることも予想されている。

しかし、カーファンが顔をしかめかねない言葉が新型のミアータには付きまとっている。それは「電動式パワーステアリング」だ。電動式のパワステが燃費の良さに一役買っていることは我々も認めるところだが、マツダにはトヨタカローラのような車にありがちな、運転しても人を無感動にさせるような平凡な車を作るよりも、運転する楽しみを優先してもらいたい。

現時点ではシャシーについての詳細は憶測の範囲を出ていないのだが、マツダにはミアータの大幅なリファインをお願いしたい。外観も現在のMX-5の無難なルックスよりも、もっと印象に残るものを期待している。マツダのデザイン本部長、ローレンス・ジー・ヴァンデンアッカー氏はこのモデルチェンジ計画により、MX-5ミアータは一層素晴らしく、楽しい車になると語ったらしい。

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