日産が2009年のグローバルモータースポーツ体制を発表した。それによればFIA-GT1クラス(GTカーによる国際的なレース)にGT-Rを参戦させる計画が進んでいることが分かった。

当初の情報によれば、日産はル・マン仕様に相当する車両を、2010年のFIA-GT1クラスに参戦するプライベーターに提供する予定だったらしい。しかし、性能と競争力をテストするために、2009年シーズンの中で、タイトルのかからない4レースに開発中のGT-Rを出場させることとなった。パートナーチームとなるのは、イギリスのギガウェーブモータースポーツだ。ドライバーはニスモのミハエル・クルムとギガウェーブのダレン・ターナーを予定している。日産は現在のところ、参加予定のレース名は発表していないが、ニスモのGT-Rがル・マンを走る日も近いかもしれない。


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レース用GT-Rのスペックは、まだ正式には発表されていない。しかし、ニスモはV6ツインターボではなく、VK45D8型式の4・5リッターV8エンジンを搭載する可能性があると話している。だとすれば、最大出力は550~590ps、最大トルクは62Kgm~69Kgmとなり、車両重量は重くても約1360Kgくらいだろう。

また日産はSuper GTにもGT-Rの参戦を表明している。参加チームは「ニスモ」「Hasemi Motor Sport」「Team Impul」「Kondo Racing」の4チームで、全てのチームがGT500クラスに出場する。使用されるGT-Rはレース規則に伴い、オーバーハングを短くし、ダウンフォースを抑えた車となる。新型のパドルシフトも装備されているようだ。

ドライバーやチームについての情報、日産のモータースポーツ活動についての詳細はプレスリリースを読んでもらいたい。公式発表の様子も映像で見ることができる。日産は、グランド・アメリカン・ロード・レーシング(Grand Am)シリーズのGT1クラスへの参戦については何も触れていないが、自動車メーカーがこぞってモータースポーツから撤退している現在の状況では無理もないだろう。