最近のハリウッドスターたちは、プライベートカーをトヨタのプリウスにするなど環境問題にも意識が高い。ところが人気俳優、エリック・バナが選んだのは、なんとオーストラリアの1973年製フォード・ファルコン。古いタイプの排ガス装置時代の車だけに、もちろん燃費がいいとは言えない。バナの新作映画「Love The Beast」で映画の準主役ともなっているこの車は、過酷なことで有名なタルガ・タスマニア・ラリーに参加できるようシャーシや足回りなどが改良されている。しかし触媒やコンピューター制御のエンジンといった環境に対する配慮は無きに等しいはずだ。映画には派手な大型車好きで知られるジェイ・レノ、ジェレミー・クラークソン、さらにはドクター・フィルなどが本人役で出演する予定となっており、「環境への意識がないのでは」などと一部では批判の対象にもなっている。
そこでバナの制作会社Pick Up Truck Picturesは、この映画制作によって排出される二酸化炭素量の計算を別会社に委託。排出した二酸化炭素を補うだけの植林を行うことを発表した。緑を植えて酸素を放出させることで、自然界のエコシステムを回復するというわけだ。お見事!

[情報源:ロイター]