家庭用ゲーム機でレーシングゲームをする時、過去に所有していた車種やブランドを選ぶことはないだろうか?多くの方は心当たりがあるに違いない。そして、このロジックは逆にも働くようだ。人気ゲームのグランツーリスモやプロジェクトゴッサム・ワールドストリートレーサーなどを愛するプレイヤーたちは、ゲーム中に登場する車の実車にも親近感を抱くらしい。ということは、スバル・インプレッサWRX STIやMitsubishiランサーエボリューションXにも愛情がわくということか?

カナダのフィナンシャル・ポスト紙が、被験者を2グループに分けてある実験を行った。Aグループの人たちはゲーム機の前で実際にゲームをプレイしてもらい、Bグループは別の部屋で、プレイはしないがAグループがプレイする様子をモニターで見るというもの。実験終了後、両グループに、ゲームの中に登場する車種を買いたいかどうかアンケートを取ったところ、なかなか面白い結果が出た。実際にゲームをしたグループは見ていただけのグループに比べ、車を買いたい気持ちが強いというのだ。

Related Gallery:2008 Dodge Dakota

もちろん、これは単なる実験にすぎないが、自動車メーカーや広告主たちが、この結果に注目することは間違いない。なぜなら最近では、ゲーム内広告市場は数年以内に18億ドル(約1064億円)規模になるとも言われているからだ。