トヨタは2008年に続き、今年のシカゴオートショーでも、サイオンtC(北米向けモデル。日本のアベンシスがベース)の新モデルを発表した。マイナーチェンジした今回はRS(リリース・シリーズ)5.0となる。限定モデルだったこれまでのtCと比べて違うのは、TRD(トヨタ・レーシング・デベロップメント)製のパーツが多く投入されたためか、変更がカラーバリエーションやホイールにとどまらないという点だ。特に目に留まるのは、光沢のあるグロスブラックのボディとマットブラックの18インチホイールやローダウンサス、リアのスウェイバー、TRD製でロゴ付きのマフラーなど。オプションのリアスポイラーも、もちろんTRD製で、レザー仕様のステアリングホイールやシートは黒を基調にTRDのテイストを効かせ、フロアマットまでTRD製というこだわりようだ。そして、全体的にモノクロを基調としているがインテリアとホイールには赤がアクセントとして使われている。

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限定2000台が3月に発売される予定だが、気になる価格は、意外とリーズナブルで、標準のtCに2300ドル(約21万円)プラスする程度だ。個人的には発売以来5年間、ほとんど変更点がなかったサイオンtCだけに、もっと大胆にチェンジして欲しいと思う。引き続き注目したい。