目まぐるしく変貌を遂げる自動車業界。しかし、メルセデス・ベンツのゲレンデヴァーゲンは違う。この車が、どれほど長い歴史を誇っているのかご存じだろうか? 元々ゲレンデヴァーゲンは、当時ダイムラー・ベンツ社の大株主であったイラン国王からの要望により、軍用に開発された。以来、メルセデスはオーストリアにおいて、現在ではGクラスとして知られるこの車を30年間、手作業で生産してきた。そして今回、その30周年を記念して、2種類の特別仕様車を生産するという。

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2種類のうちの1つ、EDITION30は高級感たっぷり。ベースとなっているのはW463型のG500だ。その室内はメルセデスがAMGで使用しているデジーノのレザーとポプラウッドを使い、ボディカラーはプラチナムブラック。一方、EDITION30.PURは、オフロードに重点を置いている。W461型のG280CDIをベースとした車体には、オフロードタイヤ、ヘッドライトガードが装備され、ホイールアーチを広げることも可能だ。そして、オプションでつけられるルーフラックに気兼ねなくアクセスできるよう、ボンネットは人が乗っても凹まないよう丈夫な作りになっているという。さらには、室内も機能性が重視されており、水洗いできるように耐久性のあるファブリックと合成皮革が使用されている。もちろん、どちらの車も見せびらかし用としても、トレッキング用としてもOKだ。ゲレンデヴァーゲンはあらゆるニーズに応えてくれる。それは、30年後もきっと変わらないだろう。プレスリリースと画像はここから。