今年3月の開幕戦が近づく中、ある筋から、元ホンダ・レーシング・F1・チーム(以下、元ホンダF1チーム)が今シーズンも、今シーズンも引き続き、レースに参戦がするかも

しれないとの情報が入った。本田技研が昨シーズンでのF1撤退を表明したため、チームの首脳陣ニック・フライとロス・ブロウンは新たな資金調達先を探していた。もし、元ホンダチーム参戦の情報が信頼できるものであるならば、2人は新たな支援者を見つけたか、もしくはその見込みがあると考えられる。

元ホンダF1チームは本田技研の実質的な協力は得ず、メルセデス・ベンツから提供されるカスタマーエンジンを採用しようとしていた。ところがチームの有力なスポンサーだったブラジルの国営石油会社ペトロブラスが、本田技研と同様にF1からの撤退を表明したため、チームの支援資金確保がいっそう厳しい状況となっていた。そこで朗報だ。本田技研は、チームの従業員を解雇するよりも、ある程度の資金援助によってチームをもうしばらく存続させると考えているとのこと。また、偉大なF1ドライバーであった故アイルトン・セナの甥、ブルーノ・セナを支援する企業が、元ホンダチームへ資金援助をするかもしれない、という情報も入った。実は本田技研がF1撤退を表明する前のことだが、ジェンソン・バトン(ホンダF1チームのチームプリンシパル)が今シーズン、ブルーノ・セナをドライバーとして迎え入れることを匂わせていたのだ。そして極め付きは、F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンが、オーナーのいないチームに対しF1の商業収入から融資をするかもしれない、と伝えられている点だ。ただ現在、元ホンダチームが集めた資金3000万ドル(約27.6億円)では、オーストラリアでの開幕戦から数えてマレーシア、中国、バーレーンと第4戦までのグリッドに並ぶことしかできない。尚も、ロスとニックの資金提供者探しは続く。