一月ほど前から、新しいF1マシンが続々と発表されているが、ついにレッドブル・レーシングの新型車RB5が披露された。発表の舞台となったのはスペインのヘレス・サーキット。しかしシェイクダウンは無事に行われたが、ギヤボックスに不具合が生じたため、実際の走行は早々に終了という残念な結果となった。ハンドルを握ったのは、今年トロロッソから移籍したばかりのセバスチャン・ベッテルだ。また、タスマニアでの交通事故のためリハビリ中のマーク・ウェバーの姿も。右脚に挿入されていたボルトを摘出したばかりのマークではあるが、松葉杖は使わず、足をひきずりながらサーキット会場に登場し、ファンを沸かせていた。


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さて、ルノーのエンジンを採用しているレッドブル。ルノーチームと同様、フランスの石油会社トータルと燃料の提携を交わしたと発表した。これで今シーズン、両チームはトータル社の燃料と潤滑油でレースに挑むことになる。今回発表されたRB5は他のチームと同様、新しいレギュレーションに則して設計されている。つまり、リアウィングの横幅は狭く、反対にフロントウィングの横幅は広くなっている。さらには回生ブレーキが搭載され、タイヤもスリックタイヤに変更されている。写真を下のギャラリーから新型車の詳細は見ることができるが、残念ながらリアから写した画像はない。レッドブルは、トヨタとウィリアムズのディフューザーが合法か否か巡って騒動になっていることに気を使い、ディフューザーを写さないよう慎重になっているからだ。おそらくFIAの判断を気にしてのことだろう。それはさておき、メルボルンでの開幕戦を来月後半に控えた今、先行き不透明なホンダを除き、新車の発表は残すところトロロッソとフォース・インディアのみとなった。