ギャグとしか思えない一風変わった改造リムジンの登場だ。オークションサイトeBay(イーベイ)にはリンカーン・タウンカーにキャデラック DTS、ハマー H2などの改造車がズラリと勢ぞろいしている。大胆な改造にチャレンジする猛者が大勢いる事実に、思わず微笑んでしまうはずだ。今回紹介するのは、フロントを長くしたフォルクスワーゲン・ラビット。大胆に改造しながらもある種の風格が感じられる。

この1981年型のフォルクスワーゲン・ラビットのリムジンが、小さな自動車修理工場で生まれたように、80年代には、フォルクスワーゲンやメルセデス・ベンツのパーツを組み合わせて楽しむグループが各地に存在した。そんな改造車が今では簡単に手に入るようになったのも、eBay Motorsのおかげだといえよう。完成車だけでなく、読者の皆さんが手軽にできる改造方法が紹介されている場合もある。
出品者のzonk4reによると、このシンシナティ製のストレッチリムジンが搭載するエンジンは、ストックしていたガソリンエンジンを流用したもの。また走行性を高めるため、ストラットサスペンション、ハーフシャフト、ブレーキ、オイルタンクを新品と交換し、"ランボルギーニ風"のエキゾースト・パイプを左右に装着している。塗装も2年前に塗り直したばかりだそうだ。ポップアップサンルーフ付きの白いボディと濃いスモークガラスもよくマッチしている。

下のギャラリーに車内の写真が載っているが、インテリアはまだまだ手を入れる必要がありそうだ。フロアーカーペットを敷き、天井部分の内装やドアポケットなども修理しなくてはならない。だが、来年のフォルクスワーゲンとアウディの祭典Waterfestや地元のオート・ショーで注目の的になること間違いないだろう。 このリムジンを購入して、自分で改良してみるのもおもしろうそうだ。TDIエンジンにバイオ燃料を利用したり、麻のシートカバーをかければ、ヒッピー御用達のリムジン送迎ビジネスを始められるかもしれない。とにかく読者の皆さんにも、一度車の改造をお薦めする。何しろ自分の理想の車を手に入れることができるのだ。過去に紹介したトヨタ プリウスをリムジンに改造した例だってある。ちなみにオークション開始時の入札価格は$5,999(約54万円)からだ。

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