フォルクスワーゲン・カルマン・ギアのボディシェルに、ステーションワゴン型のリアハッチ。往年のクラシックカーが現代に甦ったかのようなこの車は、スイスの自動車メーカー、マインドセットが初めて世に送り出す電気自動車だ。フォルクスワーゲン・ビートルのようなリアエンジンの車ではなく、94馬力の電気モーターにリチウムイオン電池パックを装備した最新のドライブトレインを搭載している。6時間の充電で100マイル(約161キロメートル)以上の走行が可能だそうだ。それでは走り足りない人のためには、1気筒のガソリンエンジンも搭載できるとのこと。

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ユニークな形状の座席部分に加え、特徴的な22インチ(約56センチメートル)の大口径ホイール。まるでカーボンファイバー製の駅馬車のようだ。またフロントシートとリアシートは、1930年代のビートルに似ていることにも気づく。このように所々フォルクスワーゲンをほうふつとさせるのは、フォルクスワーゲンの元チーフ・デザイナー、ムラート・グナック氏がデザインを手がけているからだ。

この電気自動車の試作車はすでにドイツの街を走っている。グナック氏は、会社の資金繰りがうまくいけば、初年度は年間1万台を生産したいと語っている。車両価格は5万ユーロ(約590万円)の予定。