北米三菱自動車株式会社は、高性能4WDセダン、ランサーエボリューションX(テン)のモデルチェンジを2009年は行わず、今年末に発表される2010年モデルまで現行モデルで通す模様だ。2008年モデルはすでに十分な開発が行われており、改良の必要がないからというのがその理由。また、三菱の広報担当クリスティーン・ジュー氏が、カー・ブログサイトのKicking Tiresに語ったところによると、2009年はモデルチェンジを行わないが、2010年モデルに関してはマイナーチェンジを施すそうだ。また、自動車仲介売買サイトCars.comによると、エボリューションX 2008年モデルの在庫は887台もあるらしく、それも一つの要因かもしれない。ただ、在庫が多いからといって、2008年モデルが不人気ということではない。2008年度におけるエボリューションXの販売実績は、前年比50%以上ということでもわかる。

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最新情報:我々は、三菱の広報担当クリスティーン氏にこの事実を確かめようと直接、取材を申し入れた。クリスティーン氏によると、エボリューションX自体の生産を"中止する"わけではないそうだ。2009年モデルは、引き続きカナダやプエルトリコ向けに生産するが、北米市場向けのみ生産しないということらしい。読者の皆さんもお察しのとおり、昨年の開発が遅れたことが一番の原因といえそうだ。2010年モデルの発売は今年夏の予定。どこをチェンジしてくるのか非常に楽しみだ。