クライスラーの人気車種でレトロな雰囲気を持つPTクルーザーが、この夏、ついに生産終了を迎える。それに伴い、クライスラー社長のトム・ラソーダ氏は、PTを生産していたトルーカ(メキシコ)の設備の売却を積極的に展開していくと発表した。

金融情報サービス会社のブルームバーグによると、ラソーダ社長は事前に相当悩んだとか・・・。「資産は売却するのか?資産売却の提案はすんだか?買い手は見つかりそうか?」などなど。おかげで様々な情報が表面化し、我々もインタビューの手間が省けた感じだ(笑)。


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昨年のPTの売り上げは前年比の49%減、ディーラーの敷地から出て行ったのは、わずか50,910台となっている。PTの出荷がピークを迎えていた2001年には144,717台を出荷しており、落ち込みは一目瞭然だ。投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネージメントが2007年8月以来、クライスラーの経営権を握るようになってからというもの、PTを含む6つのモデルがラインナップから切り捨てられたことを考えれば、PTは終焉に向っているのかもしれない。この夏、PTの生産が終了してしまえば、クライスラーのマークを冠する車は、タウン&カントリーとセブリングと300Cの3つのモデルだけになってしまうことになる。