はっきりさせておこう。少なくともマスタングファン(私も含めて)は、マスタングのエンジンはこうあるべきだと思う。2010年型Shelby GT500(マスタングをベースに数々の性能アップが図られている)にアルミ製エンジンブロックは搭載されていない。ここ数週間のうちに何度もウェブ上で、2009年モデルまで使用されてきた鉄製ブロックが、軽量化を図るためにアルミ製に変わると報道されているが、これは誤りだ。

Related Gallery:Nissan PIVO2

フォードのクリスマス前の内覧会で、我々はSVT(スペシャルビークルチーム)のチーフエンジニア、ジャメル・ハメディにエンジンブロックが変わったかどうか尋ねた。彼の話では鉄製ブロックのままだということだ。しかし、あまりにもアルミニウムに変わったという噂を聞くので、我々はフォードのスポークスマンであるアラン・ホールにも連絡を取った。彼も鉄製だと話している。もちろん、デトロイトモータショーにおいてGT500のボンネットが閉ざされたままだった理由も、アルミ製ブロックを隠すためではなかった。

フォードGTが搭載しているアルミニウムのエンジンユニットはドライサンプを採用しているが、マスタングにはドライサンプ用のオイルタンクを設置する場所がない。GT500が鉄製ブロックを使用している理由はここにある。