人気歌手、テレビのニュースキャスター、映画俳優など、何足ものわらじを履くニコライ・フォメンコ氏は FIA N-GT チャンピオンにも輝いた。しかし、それでもまだ飽き足らず、ロシアルネサンスを代表する彼はついにロシア初のスポーツカー会社 Marussia を立ち上げたのだ。あげくの果てに、ハイブリッドという難題付きである。詳細はこちら。 フォメンコ氏は、自身のレース歴から得た知識を Marussia にも生かしていると語った。その外観には現在市場に出回るスーパーカーのあらゆる要素が盛り込まれているが、それでいてユニークさが光る。彼の最終目標は完全な電気自動車を道路に走らせることだが、同社の初回プロジェクトとして現れたのはハイブリッド車だ。

Marussia はおそらくルノーまたは日産から 240-hp、3.5リットルの 6 シリンダーエンジンを採用する予定だが、電気駆動部品の出所は明らかになっていない。自動車のほとんどの部品は既存の自動車会社から取り寄せるものの、約 35% はロシア産となる。

さらにスピードを強調するため、Marussia は "ガジェット" も追加し、120km/時で走行中の自動車でも 4G Yota ネットワークによる 10 Mbps データ転送速度を可能にする。また、Bluetooth、GPS、全面ビデオスクリーンに加え、320 GB のハードドライブもプラスする。

この電気スーパーカーが目指すのは400km だが、ロシアの冬はバッテリーに厳しいのも事実。そこで起用されるのがナノテクノロジーである。フォメンコ氏は、"ロシアの大手建設局におけるナノテクプロジェクト" に答えがあると考えた。同社は約 5 秒間での 0-62 mph ダッシュと $100,000 というテスラレベルの価格を見込んでいる。計画では最初の出荷が来年の秋となることを予定しており、FIA GI チャンピオンシップでは2010 年版レースバージョンが投入される。フォメンコ氏はまさに野心家以外の何者でもないと言える。

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